「うちの子、計算が遅いんです」
「テストで時間が足りなくなる」
「算数が苦手で困っている」
そろばん塾と進学塾、両方を運営して18年。
たくさんの子どもたちを見てきました。
その中で、計算が遅い子には共通する特徴があることに気づきました。
今日は、その5つの特徴と対策についてお伝えします。
特徴①:幼少期に「数の概念」を学んでいない
計算が遅い子の多くは、幼少期に数の概念をしっかり学んでいません。
極端な話、1から100まで数えられない子もいます。
「そんな子いるの?」と思うかもしれません。
でも、実際にいるのです。
数を数える。
これは、計算の土台です。
1、2、3、4、5…と数えることで、数の順番、数の大きさを体で覚える。
この土台がないまま、足し算や引き算を習っても、理解できません。
家庭でできること
日常の中で、数を使う練習をしてください。
- お風呂で「10まで数えたら出よう」
- 階段を「1、2、3…」と数えながら上る
- お菓子を「3つずつ分けてね」と分ける
- 「りんごが5個あって、2個食べたら何個?」と聞く
遊びの中で数に触れる。
これが、計算の土台を作ります。
特徴②:九九を「意味」で理解していない
「九九は覚えています」
そう言う子は多い。
でも、ただ唱えて覚えているだけの子がほとんどです。
「しちはごじゅうろく」
これを呪文のように唱えられる。
でも、「7×8って、どういう意味?」と聞くと、答えられない。
7×8は、「7が8個ある」ということ。
7+7+7+7+7+7+7+7=56
この意味が分かっていないと、実際の問題で使えません。
テストで「1箱に7個入ったお菓子が8箱あります。全部で何個?」と出ても、
「これ、九九を使うんだ」と気づけない。
九九を「音」で覚えているだけで、「意味」で理解していないからです。
対策
九九を唱えるだけでなく、意味を確認する。
「3×4は、3が4つあるってこと。だから3+3+3+3=12と同じだよ」
この説明を、繰り返し伝えてください。
特徴③:繰り上がり・繰り下がりの「意味」が分からない
計算が遅い子の多くは、繰り上がり・繰り下がりで止まります。
8+5=13
この計算を、スラスラできない。
なぜか。
「10のまとまり」が理解できていないからです。
8+5を計算するとき、
「8にあと2を足すと10。5から2を取ると3。だから10+3=13」
この考え方ができない。
繰り上がり・繰り下がりは、「10のまとまり」を作る作業です。
この概念が分からないと、いつまでも指を使って数えることになります。
対策
「10のまとまり」を体で覚える。
そろばんは、まさにこの訓練に最適です。
そろばんの珠は、5珠と1珠でできています。
10のまとまりを、視覚的に・体感的に理解できる。
だから、繰り上がり・繰り下がりが自然にできるようになるのです。
特徴④:頭の中だけで計算しようとする
「筆算は面倒だから、暗算でやる」
そう言って、頭の中だけで計算しようとする子がいます。
2桁、3桁の計算を、何も書かずに頭の中でやろうとする。
結果、時間がかかる。
しかも、途中で分からなくなって、間違える。
頭の中だけで計算できるのは、訓練した人だけです。
訓練していないのに暗算しようとすると、遅くなるし、間違える。
対策
珠算式暗算を身につける。
珠算式暗算とは、頭の中でそろばんの珠をイメージして計算する方法。
これは、ただ頭の中で計算するのとは違います。
イメージという「道具」を使っているのです。
道具なしで暗算しようとするから、遅くなる。
珠算式暗算という道具を身につければ、速く正確に暗算できるようになります。
特徴⑤:「間違える=悪いこと」と思っている
これは、見落とされがちですが、とても大事なポイントです。
計算が遅い子の中には、「間違えること=悪いこと」と思っている子がいます。
間違えたら怒られる。
間違えたら恥ずかしい。
だから、間違えないように、慎重に、ゆっくり計算する。
結果、計算が遅くなる。
さらに問題なのは、間違いを恐れて挑戦しなくなること。
「分からないから、やらない」
「難しそうだから、やめておく」
こうなると、成長が止まってしまいます。
対策
「間違えてもいい」という環境を作る。
間違えたときに怒らない。
間違えたときに「なぜ間違えたか」を一緒に考える。
間違いは、学びのチャンス。
この意識を、家庭でも持ってほしいのです。
計算が遅いと、どうなるか
計算が遅いと、算数・数学だけでなく、すべての教科に影響します。
テストには、制限時間があります。
計算が遅いと、時間が足りなくなる。
分かっている問題も、時間切れで解けない。
また、計算に時間がかかると、考える時間がなくなります。
文章題で「何を求めればいいか」を考える前に、時間切れ。
応用問題に手が回らない。
計算は、勉強の土台。
土台が弱いと、その上に何を積み上げても崩れてしまいます。
実は「国語力」も関係している
計算が遅い子を見ていて、もう一つ気づいたことがあります。
文章が読めない子が多い。
「え?算数の話なのに、国語?」
そう思うかもしれません。
でも、計算問題も、問題文を読む必要があります。
「りんごが5個あります。3個食べました。残りは何個?」
この問題、文章が読めなければ解けません。
「5個あって、3個食べた」という状況を理解する。
これは、国語力です。
計算が遅い子の中には、そもそも問題文を正しく読めていない子がいます。
だから、何を計算すればいいか分からない。
だから、遅くなる。
そろばん塾と進学塾が併設しているメリット
そろばん塾ピコ深谷校は、彩北進学塾と同じ場所にあります。
これは、大きなメリットです。
メリット①:計算力と学力、両方を鍛えられる
そろばんで計算力を鍛える。
進学塾で学力を伸ばす。
この両輪で、お子さんの力を伸ばせます。
計算が遅い子は、まずそろばんで土台を作る。
土台ができたら、進学塾で応用力を鍛える。
段階を踏んで、着実に成長できます。
メリット②:同じ塾長が両方を見ている
そろばん塾と進学塾、両方を私が見ています。
だから、お子さんの状態を総合的に把握できます。
「この子は計算力が足りないから、そろばんを強化しよう」
「この子は計算はできるけど、文章題が苦手だから、国語力を鍛えよう」
こういった判断が、すぐにできます。
別々の塾に通っていると、こうはいきません。
一人の指導者が、両方を見ているからこそ、最適な指導ができるのです。
メリット③:送迎の負担が少ない
そろばんと塾、両方に通わせたい。
でも、別々の場所だと、送迎が大変。
ピコ深谷校と彩北進学塾は、同じ場所です。
一度の送迎で、両方に通える。
保護者の方の負担が、大幅に減ります。
計算力は「一生の財産」
計算力は、一度身につけば、一生使えます。
買い物でおつりを計算する。
仕事で数字を扱う。
日常生活のあらゆる場面で、計算力は役に立ちます。
子どもの頃に身につけた計算力は、大人になっても消えません。
そろばんで鍛えた珠算式暗算は、何十年経っても使えます。
お子さんの計算、遅くないですか?
もし、お子さんの計算が遅いと感じているなら。
今が、始めどきです。
計算力は、早く始めるほど、しっかり身につきます。
小学校高学年、中学生になってから「計算が遅い」と気づいても、なかなか直りません。
低学年のうちに、土台を作っておくことが大切です。
そろばん塾ピコ深谷校について
深谷市で8年。
珠算検定1級・2級取得者を輩出しているそろばん教室です。
年長〜中学生対象。
「計算が速くなる」だけでなく、「右脳を鍛える」そろばん教育を行っています。
進学塾(彩北進学塾)と併設。
計算力と学力、両方を鍛えたい方に最適な環境です。
「うちの子、計算が遅いかも…」
そう思ったら、ぜひ一度、体験授業にお越しください。
そろばん塾ピコ深谷校
〒366-0827 埼玉県深谷市栄町17-2(彩北進学塾内)
TEL:048-575-3291

